本年で第7回目となる「崇敬者大祭」が、10月4日に行われました。 当日は天候にも恵まれ、600人を越える会員の方々が祭典に参列し、八幡様のご神恩に感謝するとともに、明るい社会が築かれるように祈りを捧げました。また祭典後の直会では、第7回写真展「四季の鶴岡八幡宮」の授賞式も併せて行われ、121名の応募者の中から選ばれた17名の受賞者に、賞状と記念品が贈呈されました。
その後、「流鏑馬」が執り行われ、本会の目的の1つである「国際交流推進」の一端として、在日各国公館関係者師弟による体験奉仕も行われ、駐日フィンランド大使であるマヌ・ヴィルタモ氏が奉行として迎えられました。
流鏑馬終了後には、復興支援活動を通じてご縁が結ばれた宮城県角田市の枝野小学校6年生21名による、太鼓演奏「大森太鼓」が舞殿にて奉納されました。角田市は内陸に位置し津波の被害はありませんでしたが、一山越えれば、亘理町・山元町という甚大な津波被害を受けた地域が広がっています。「大森太鼓」は、津波被害にあわれた方々を励ますために、元気づけるために、枝野小の子どもたちが一所懸命に稽古を積んで、つくりあげられたものだそうです。舞殿では「絆」と「希望」の2曲が奉納され、その力強い演奏に会員のみならず多くの参拝者が心を打たれました。