2月19日から22日、槐の会では初めて皇居勤労奉仕に参加しました。
天皇皇后両陛下におかせられては4月30日をもってご譲位あそばされ、翌5月1日には皇太子殿下がご即位なされます。この歴史的な「御代替わり」に際し、会員資質の向上はもとより、皇室国家の歴史や意義を深く知り得るべく「皇居勤労奉仕団」を結成致しました。
奉仕に先立ち鶴岡八幡宮にて参加者約40名の会員が集合し、正式参拝、そして結団式を行い、一同気持ちを新たにしました。
この奉仕は4日間通しが原則とされ、期間中は宮中賢所、宮殿、赤坂御用地をはじめ、各施設の清掃作業を主に活動を行う傍ら、ご案内下さった宮内庁職員からは貴重なお話も伺うことが出来ました。
また天皇皇后両陛下、皇太子殿下よりご会釈も賜り、団長が代表で当会の活動についてご報告申し上げ、両陛下、殿下よりご下問もございました。
最後には「どうかお元気で」「ありがとう」と優しいお言葉を頂戴し、感激のあまり涙ぐむ参加者も。ご会釈の結びは当会の団長が先導役を務め、両陛下を前に万歳三唱を行いました。両陛下、殿下の神々しいお姿と振る舞いに参加者全員が感銘を受け、生涯忘れ得ぬ経験となったことでしょう。
勤労奉仕後には解団式を行い、参加者からは「参加して本当に嬉しかった」、「両陛下にお目にかかれて一生の思い出となった」など感謝のお声を多数戴きました。
歴史的な契機にこのような活動が実施出来た事は、当会と致しましても大変有意義であったと感じています。
今後も本活動を継続し、神々、皇室を中心とする、我が国の麗しい国柄を学ぶ機会を設けて参りますので、引き続き積極的なご参加を申し上げております。