槐の会は、神奈川県の森林再生パートナーとして、神奈川の美しい森と、そこで育まれる清らかな水や空気を守り伝えてゆく活動を続けております。
5月20日、南足柄市の「神奈川県立21世紀の森」において、本年第1回目となる春の森林活動が行われ、約50名の皆様にご参加いただきました。
午前中は、数班に分かれて林内整備作業を行いました。
枯れている樹木の伐採や、群生しているアオキの除伐を行い、森林の手入れを行いました。
整備作業をしている間、生え変わりのために落ちている鹿の角を見つけるという珍しい出来事もありました。
午後は「自然観察」「健脚トレッキング」「クラフト工作」の3コースに分かれて活動をしました。
「自然散策」コースでは、インストラクターより季節の草花の説明を聞きながら、新緑の輝く林内をしました。ゴール時にハーブティーを飲む等、癒し体験もしました。
「健脚トレッキング」コースでは、21世紀の森のなかにある「どんぐりコース」「金太郎コース」を周遊しました。起伏の激しいコースでしたが、脱落者が出ることもなく、全員がコースを歩ききることが出来ました。
「クラフト工作」コースでは、鉋(かんな)を用いて、ヒノキを削り、「マイ箸」を作成しました。仕上げには電子ペンで日付や名前を焼き入れ、それぞれオリジナルの「マイ箸」を作り上げました。
当日は天候に恵まれ、汗ばむほどの晴天のもと、森林活動を行うことができました。また秋頃にも活動を予定しておりますので、皆様の積極的なご参加をお待ちしております。