槐の会では毎年8月に、青少年育成のための活動として、鶴岡八幡宮・子ども会「鶴の子会」主催で行われる鶴岡林間学校へ、子どもたちの学びの場としてパートナー林「延寿の森」と記念品の提供、そして指導者(森林インストラクター)の斡旋を行っています。
今回の記念品には「置時計」を用意し、参加した子どもたち全員に配布しました。この記念品は、自然環境について考える教材として、「延寿の森」から生まれた「間伐材」用いて毎年オリジナルに製作しているものです。
前日の豪雨の影響もあり、残念ながら今年度は実際に水源林で活動することが叶いませんでしたが、記念品を手に取った子どもたちは、木独特の香りや質感をそれぞれの五感で確かめ、目をキラキラとさせていました。
この水源林を護るために間伐した木々を利用した「置時計」から、子どもたちが「無駄にしない」「もったいない」「有り難い」といった日本人のこころも学び取ってくれることを願っています。
槐の会では、青少年育成のための支援を今後も続けて参ります。