槐の会は、神奈川県の森林再生パートナーとして、神奈川の美しい森と、そこで育まれる清らかな水や空気を守り伝えてゆく活動を続けております。本年度は5月11日に松田町の「やどりき水源林」において第1回目の森林活動が行われ、約100名の皆様にご参加いただきました。
午前中は、林床に太陽の光が届くように高木を間伐し、間伐材の玉切りや丸太ベンチ作り、林内の経路補修や小石・枝拾い、小動物や虫が住みやすいようにアニマルヘッジ作りなども行いました。参加した子どもたちの中には「延寿の森」に生えるタケノコを見つけ、一心不乱にタケノコを掘るなど、子どもたちなりに自然を楽しんでいました。
午後の「クラフト工作(ムクロジの実を使っての根付作り)」では、参加者の真剣な顔が印象的でした。また「森林癒し体験」では、林内散策や樹幹の揺らぎの観察、滝や小川の音に耳を傾けながら深呼吸をしたりと、森林インストラクターの案内により、五感を研ぎすませて普段の生活では気づけない森の表情を感じていただきました。
当日は新緑が美しく見事な晴天で、清々しい空気の中森林活動を行うことができました。今年の11月頃にも予定しておりますので皆様の積極的なご参加をお待ちしております。