平成27年10月6日~15日にかけて、「鶴岡八幡宮」と「古典フラの継承団体」共同の文化交流事業がハワイで行われました。この事業は、現地の伝統歌舞を継承するイーデス・カナカオレ財団の呼び掛けに八幡宮が応じ、国際交流基金の助成を受けて、槐の会主催により実現しました。
先ずは10月7日、八幡宮「御神楽」と古典フラ「カヒコ」の共演がハワイ・コンベンションセンター(オアフ島ホノルル)で行われました。最初に力強い古典フラが披露され、続いて鶴岡八幡宮田宮司による神道と御神楽についての紹介の後、最後に御神楽が厳粛に奉奏されました。
また、カウアイ島・ハワイ島では神道文化を体験するワークショップが開催され、参加者は絵馬に願い事を書き、神職・巫女と一緒に雅楽や舞の体験しました。
「神楽舞」と「古典フラ」は、静と動、その動きは対局にあるように感じられますが、畏敬の念に基づく神々への「感謝」と「祈り」という共通点があり、現地で共感と日本文化への関心を呼び起こし、意義ある事業となりました。