平成26年12月16日、伝統文化セミナー「御神楽」を開催しました。このセミナーは鶴岡文庫との共催により、毎年、鶴岡八幡宮の御鎮座記念祭の日に合わせて開催しています。
第8回目となる今回は、鶴岡八幡宮田宮司により「鶴岡八幡宮の教化活動報告」をテーマに講演が行われました。鶴岡八幡宮では、国内外問わず多くの教化活動を行っています。講演ではそれらの活動に関して、画像を交えた紹介も行われました。
講演後、聴講者は舞殿の西側に設けられた拝観席に移動し、御神楽の拝観というのが例年の流れでしたが、当日は荒天に見舞われ、例年通り舞殿前・大石段下での御神楽は困難な状況となり、研修道場内での御神楽奉奏となりました。
屋根を打つ激しい雨音とは打って変わって会場内は静寂に包まれ、道場内にも野外同様に灯された篝火の前で奉仕する人長・舞姫を、拝観者は皆一体となって静かに見守りました。
槐の会は鶴岡八幡宮の外郭団体として、今後も日本の伝統的な精神文化の素晴らしさを幅広い人々が認識する機会をつくり、次の世代に伝えていけるよう取り組んで参ります。これからも皆様のご参加をお待ちしております。