12月16日、「第5回槐の会伝統文化セミナー」を行いました。
このセミナーは鶴岡文庫との共催で毎年、鶴岡八幡宮御鎮座記念祭の日に合わせて開催しています。
今年は國學院大学文学部教授 針本正行氏により「源氏物語の御神楽」をテーマに講演が行われました。
平安時代の御神楽の歴史的意義、源氏物語における御神楽の解釈など、参加した500名の会員は熱心に耳を傾けていました。
講演後は大石段下に設けられた拝観席に移動し、浄闇の中で静かに流れる神楽歌と篝火に浮かび上がる舞人の姿を通して頼朝公の昔に思いを馳せていました。また、在日公館関係者や国際交流機関の皆様の為に国際交流席が設けられ、招待者には非日常的な空間を存分に共有し感動して戴けたようです。
槐の会は鶴岡八幡宮の外郭団体として、今後も日本の伝統的な精神文化の素晴らしさを幅広い人々が認識する機会をつくり、次の世代に伝えていけるよう取り組んでいきます。