12月16日、恒例の「伝統文化セミナー」を鶴岡八幡宮直会殿にて開催致しました。
このセミナーは鶴岡文庫との共催で、鶴岡八幡宮御鎮座記念祭の日に合わせて開催しています。
第13回目となる今回は、講師に神戸大学大学院国際文化学研究科教授の寺内直子氏をお迎えし、「御神楽の音楽と楽譜」をテーマにご講演を賜りました。現代音楽にはない、我が国古来の「神楽」「音楽」の特徴を中心に、時折聴講者全員で神楽歌を唄ってみるなど終始和やかな時間となりました。
講演後は境内拝観席へ移動し、御神楽の拝観を致しました。
時節柄珍しく暖かな空気の中、篝火が灯され静寂に包まれた境内で、約830年前の往時を偲ぶように、拝観者は皆一体となり御神楽の奉奏を見守りました。
槐の会は鶴岡八幡宮の崇敬団体として、日本の伝統的な精神文化の素晴らしさを幅広く知って戴く機会をつくり、更に次世代に伝えていけるよう今後も取り組んで参ります。
皆様の一層の活動参加をお待ちしております。