東日本大震災 物故者慰霊と被災地復興への祈り

鶴岡八幡宮と東大寺は、私たちの国が常に神仏に見守られながら困難を克服してきた歴史に思いを致し、
「東日本大震災により犠牲となられた御霊の安らかならんこと」と「被災地の一日も早い復興」を祈る合同の祭事・法要を、発災のその年から鎌倉と奈良の地で交互に行って参りました。

発災から7年目となる今年は、宮城県松島市瑞巌寺で行われました。
槐の会では「合同祭事」への参列を中心とした1泊2日の研修旅行を企画し、約30名の会員が参加致しました。

当日は心配されていた雨も上がり、国宝に指定されている豪華絢爛な御本堂の中で厳粛に祭典が執り行われました。
東大寺式衆による大般若経の転読、鶴岡八幡宮田宮司による祝詞の奏上、また八幡宮巫女による浦安の舞の奉仕など、宗教をこえて祈りを捧げ、参列者一同が今一度、物故者慰霊と復興に向けた思いを強くしました。

 

東大寺式衆による大般若経転読

八幡宮巫女による浦安の舞

 

祭典後は奉納行事として書家・金澤翔子氏による座上揮毫が行われました。
金澤氏は全身を使って力強く「共に生きる」と書かれ、書の持つ力に一同が感銘を受けておりました。

翌日は、志波彦神社・鹽竈神社を訪れ、正式参拝させて頂きました。
神職の方に神社の歴史や祭祀について、また特に震災時の神社の様子など教えていただきながら、緑豊かな境内を散策しました。

 

正式参拝の様子

 

境内散策の様子

 

その後は、東北歴史博物館で開催されていた東日本大震災復興祈念特別展「東大寺と東北-復興を支えた人々の祈り-」を観賞し、数々の貴重な寺宝や史料を通して、東大寺創建当初、また鎌倉時代、江戸時代の復興と東北のつながりを学びました。

次の合同祭事は今年9月に岩手県陸前高田市で行われる予定です。
槐の会では、今後も様々な行事を実施して参りますので、皆様どうぞ奮ってご参加下さい。


カテゴリー: 東日本大震災復興支援