カテゴリー:東日本大震災復興支援
第4回「こころの自由帳」作品展 ~ 奈良展 ~ を開催しました
2015年10月16日
10月1日~15日まで、第4回目となる「こころの自由帳」作品展が、奈良の東大寺(大仏殿)にて開催されました。「こころの自由帳」は、これまでの支援活動を通じて御縁が結ばれた宮城・福島の小中学生の皆さんから、自由な表現でお寄せいただいた「今の気持ち」「メッセージ」を日本全国の皆様に紹介する活動です。
東大寺での展示は昨年に続き2回目となります。鶴岡八幡宮と東大寺は、我が国が常に神仏に見守られながら困難を克服してきた歴史に思いを致し、東日本大震災により犠牲となられた御霊の安寧と、被災地の一日も早い復興を祈る「合同祭事」を発災のその年から鎌倉と奈良の地で行ってきました。そうした歴史的なご縁により、今年も奈良(東大寺)での作品展示が実現いたしました。
被災地の子どもたちを取り巻く現状や支援に対する感謝のメッセージを、彼ら・彼女らに代わって、多くの皆様に伝えるとともに、地域の未来を担っていくであろう子どもたちの健やかな成長を願い、応援を続けて参ります。
尚、今後の「こころの自由帳」作品展の開催予定は以下の通りです。皆様のご来場をお待ちしております。
◆ 鶴岡八幡宮(境内) 平成27年11月05日~12月03日
◆ 奈良県立図書情報館 平成27年12月08日~12月20日
東日本大震災「復興支援活動」の取り組みについて紹介しました
2015年10月16日

御成中学校の文化祭「桐葉祭」

第4回こころの自由帳作品を展示
9月27日、鎌倉市立御成中学校の文化祭において、槐の会の「復興支援活動」紹介展示を行いました。当日は、御成中学校ボランティア部のブース(教室)を半分お借りして、槐の会が取り組む復興支援活動の紹介をさせて戴きました。

御成中学校ボランティア部の活動展示
「こころの自由帳」作品展示
これまでの支援活動を通じてご縁が結ばれた宮城・福島の小中学生の皆さんから、書・絵・詩など自由な表現でお寄せいただいた「今の気持ち」を多くの皆様に紹介し、更に応援メッセージや表現作品の交流も行って、お互いの「こころ」を固く、強く、結んで行こうという活動です。
「ふくしま・かながわ夏休み交流プログラム2015」パネル展示
原発事故の影響により、自然の中で思いっきり遊ぶことのできない福島県の子どもたちを神奈川に招待し、かながわの自然や文化を感じながら、学び、遊び、そして交流を深めていただこうという目的で、夏休み期間中に実施している活動です。
今回の展示でも、文化祭にいらした保護者の方々や他校の生徒からも、応援メッセージをお預かりしました。お預かりしたメッセージの一部は宮城・福島の子どもたちの作品とともに、「第4回こころの自由帳」作品集に掲載させて戴きます。被災地の子どもたちの健やかな成長を願いながら、槐の会は今後も応援を続けて参ります。
『ふくしま・かながわ夏休み交流プログラム2015』を開催しました
2015年8月28日
7月24日~26日『ふくしま・かながわ夏休み交流プログラム2015~かながわの文化と自然を体験しよう!~』を
2泊3日の行程で開催しました。

1.南相馬での出発式(お父さん、お母さんに挨拶)

福島駅から新幹線で東京へ

3.やっと鎌倉に到着(鶴岡八幡宮で記念撮影)

4.槐の会会長(鶴岡八幡宮宮司)よりご挨拶
沿岸地域の福島の子どもたちの多くは、原発事故の影響などにより、震災後4年以上が経過した今でも地元の川や海で思いっきり遊ぶことのできない状況が続いています。このプログラムは、そんな福島県の子どもたち(南相馬市の小学生)を神奈川に招待し、神奈川の文化・自然・人との触れ合いを通して、子どもたちに夏休みの楽しい思い出をつくってあげたいとの想いからはじめられ、今年で3回目の開催となります。
震災以降、林間・臨海学校の開催やキャリア教育など、南相馬の子どもたちの健やかな成長のために尽力している特定非営利活動法人「南相馬こどものつばさ」の協力のもと参加者を募り、今年は南相馬市内の小学3~5年生(21名)が参加しました。

5.鎌倉彫の彫刻体験

6.図案に沿って、コースターに絵柄を彫り込む

7.荏柄天神社の宵宮の様子

8.翌朝、八幡様にお供えをする御日供祭に参列
1日目は、文化体験を中心としたプログラムを行いました。先ずは鎌倉の伝統文化である「鎌倉彫」の彫刻体験で、コースターに「鳥」「兎」「梅」の絵柄を図案に基づいて一生懸命彫り込みました。作品は漆を塗って後日、鎌倉の思い出としてプレゼントします。夜には、鎌倉の荏柄天神社で行われた「宵宮」に参加しました。「宵宮」とは、その神社に縁の深い日に行われる、一年で一番大切なお祭り「例大祭」の前夜祭のことです。賑やかな境内で、綿アメやくじ引きなど、子どもたちは思い思いに楽しんでいました。

9.フォレストアドベンチャー(縄はしごを一歩一歩、上へ)

10.命綱を自分で繋ぎ、樹上のアスレチックコースを進みます

11.大滑走!

12.お昼は、みんなでバーベキュー!

13.山北町の中川で水遊び

14.最後は花火で思い出づくり
2日目は、自然体験プログラムを中心に、先ずは小田原にある「フォレストアドベンチャー」という森の中のアスレチックで、安全管理について学びながら樹上のコースを進んでいき、楽しく汗を流しました。昼食は、皆で準備をしてバーベキューを楽しみました。夕方には山北町の中川温泉に移動し、近くの川で水遊びをしました。久しぶりの川遊び、子どもたちの笑顔が輝いていました。
また、このプログラムには鶴岡八幡宮・子ども会「鶴の子会」青年部の中学生・高校生がボランティアとして参加し、福島の子ども達との交流を深めました。
日差しが厳しい中、福島からバス・新幹線・バスと乗り継いでの移動で大変でしたが、神奈川の文化と自然に触れ、子どもたちはとても楽しい時を過ごしてくれたように思います。槐の会は、今後も被災地の子どもたちの健やかな成長を願って、支援を続けて参ります。
今年も「こころの自由帳」作品展を開催します
2015年8月12日
「こころの自由帳」は、東日本大震災の復興支援活動を通じてご縁が結ばれた宮城県・福島県内の小中学生の皆さんから、自由な表現でお寄せいただいた「今の気持ち」を作品として展示し、多くの方々に紹介する活動です。
今年で4回目の開催となり、7月には宮城・福島の公立小中学校、約500校に対して作品募集のご案内をお送り致しました。今回も鎌倉と奈良を中心に作品展を開催いたします。詳細が決まり次第、お知らせ致します。また、より多くの方々に被災地の子どもたちの声を届けるために「こころの自由帳」作品展の「巡回展示」も行っておりますので、ご検討いただける方は槐の会事務局までお問い合わせ下さい。
昨年は書、絵画、作文、写真、メッセージなど約350点の作品をいただき、東大寺大仏殿ほか奈良市内2ヶ所、鶴岡八幡宮ほか鎌倉市内中学校、江ノ電の車輌内など、奈良と鎌倉を中心に全国の多くの方々に「子どもたちの声」を届けることができました。 また、作品展にご来場いただいた方々より、宮城・福島の子どもたちに宛てられた心温まるたくさんのメッセージもいただきました。
その一部は作品と一緒に作品集に収め、おさめきれなかったメッセージも応募いただいた小中学校にお届け致しました。ページ左下の『こころの自由帳』をクリックしていただくと、過去3回の作品集をご覧いただけます。尚、作品集をご希望の方は、下記「槐の会事務局」までご連絡下さい。
ご案内が届かなかった宮城・福島の学校関係者の方や、児童本人・保護者の方で、作品展にご協力いただける方がいらっしゃいましたら、槐の会事務局までご連絡願います。槐の会は被災地の未来を担ってゆく子どもたちの声を一人でも多く届けることで、震災復興の現状を伝え、子どもたちが健やかに成長するよう微力ながら応援を続けていきたいと考えています。宜しくお願い致します。
【槐(えんじゅ)の会事務局】
〒248-8588 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31 鶴岡八幡宮社務所内
TEL:0467-22-0315 FAX:0467-22-4667 E-mail:enju@hachimangu.or.jp
第3回「こころの自由帳」作品を「江ノ電」車輌内にて展示しております
2015年4月14日

車輌先頭にヘッドマークをつけました
「こころの自由帳」は、東日本大震災の復興支援活動を通じて、ご縁が結ばれた宮城県・福島県内の小中学生の皆さんから、自由にお寄せいただいた「今の気持ち」を多くの方々にご紹介する活動です。
これまで、東大寺をはじめとする奈良市内、鶴岡八幡宮や鎌倉市内の中学校などで作品展示を行ってきましたが、この度、江ノ島電鉄様のご厚意により「江ノ電」での展示が実現しました。下記の通り前期と後期に分けて、昨年に続き「スキップえのんくん号」で、福島・宮城の小中学生の書や絵画、詩やメッセージを展示しております。
■展示車輌 スキップえのんくん号
■展示期間 前期 平成27年4月01日(水)~ 4月22日(水)
※諸事情により前期展示期間が4月23日(木)より4月22日(水)に変更になりました。
後期 平成27年5月12日(火)~ 5月31日(日)
ふるさとの復興を信じて元気にくらす子どもたちの「こころ」に触れ、今、私たちにできることを、それぞれの立場で考えていただければ幸いです。今後も、子どもたちの「こころの声」をより多くの方々にお伝えできるよう、「こころの自由帳」をはじめ、支援活動を続けてまいります。