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令和3年度会員更新のご案内について
2021年3月24日
会員の皆様へ
平素より槐の会の活動に関しましてご賛同を賜り厚く御礼を申し上げます。
令和3年度会員更新のご案内の送付が遅れており、大変ご迷惑をお掛けしております。
早く皆様のお手元に届くよう準備を進めて参りますので、今しばらくお待ちください。
尚、預金口座からの自動引落としをお申込みの方は、3月29日(月)にご指定の口座より会費を引き落としさせて戴きます。
お問い合わせ等ございましたらお電話にて対応させて戴きますので、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
『ふくしま・かながわ夏休み交流プログラム 2019』を開催しました
2019年7月25日
7月22日から24日にかけて2泊3日の行程で、『ふくしま・かながわ夏休み交流プログラム2019~かながわの文化と自然を体験しよう!~』を開催しました。
福島の沿岸地域の子どもたちの多くは、原発事故の影響などにより、震災後8年以上が経過した今でも地元の川や海で思いっきり遊ぶことのできない状況が続いています。
このプログラムは、そんな福島県の子どもたち(南相馬市の小学生)を神奈川に招待し、神奈川の文化・自然・人との触れ合いを通して、
子どもたちに夏休みの楽しい思い出をつくってあげたいとの想いからはじめられ、今年で7回目の開催となります。
震災以降、林間・臨海学校の開催やキャリア教育など、南相馬の子どもたちの健やかな成長のために尽力している特定非営利活動法人「南相馬こどものつばさ」の協力のもと
参加者を募り、今年は南相馬市内の小学6年生(10名)が参加しました。
1日目は、鶴岡八幡宮にて正式参拝をし、境内を散策、権宮司より講話をいただきました。
その後円覚寺へ移動し、国宝の舎利殿や修行僧たちの修行場などを間近で拝観させて戴き、子どもたちは建造物や僧侶の解説に興味深く聞き入っていました。
続いての座禅体験では、生まれて初めての座禅に熱心に取り組み、警策も積極的にいただいていました。

正式参拝の様子

座禅体験
2日目は、材木座もんざ丸にて朝捕れたばかりのシラスの加工作業を体験しました。
子どもたちは神奈川県のシラス漁の仕方や、どのように加工されて家庭に届けられるかを学び、
実際に天日干しや釜揚げしたシラスを均す作業をお手伝いしました。
皆一生懸命取り組んでおり、慣れてくるとどんどん手際がよくなって、漁師さんにお褒めの言葉を戴きました。
午後は、新江の島水族館でさまざまな海の生き物やイルカのショーを見て思い切り楽しみました。

シラス作業体験

朝の散策
往復は新幹線を乗り継ぎ長時間の移動で大変でしたが、3日間子どもたちは全力で楽しんでくれました。
中でもプログラム中に子どもたちが江の島や由比ガ浜の浜辺で楽しそうに遊ぶ姿がとても印象的で、これからも「海」に親しみを持ってほしいと思います。
槐の会では、今後も被災地の子どもたちの健やかな成長を願って、支援を続けて参ります。
平成28年度 伝統文化セミナー『御神楽の音楽について』を開催しました
2017年1月10日
12月16日、「伝統文化セミナー」を開催しました。
このセミナーは鶴岡文庫との共催で、鶴岡八幡宮御鎮座記念祭の日に合わせて開催しています。第10回目となる今回は、講師に国立歴史民俗博物館小島美子名誉教授をお迎えし、「御神楽」をテーマにご講演戴きました。
講演では、雅楽器の種類や音階、演奏方法などテープを流しながら分かりやすくご教授戴き、御神楽についての知識が深まりました。
講演後は拝観席へ移動し、御神楽の拝観を行いました。
本年も天候には恵まれましたが、夕方から気温が急に下がり、寒い御神楽のご奉仕となりました。
照明が落とされ、静寂に包まれた境内で、大石段前に灯された篝火のもと、拝観者は皆一体となって、御神楽の奉奏を見守りました。
槐の会は鶴岡八幡宮の外郭団体として、今後も日本の伝統的な精神文化の素晴らしさを
幅広い人々が認識する機会をつくり、次の世代に伝えていけるよう取り組んでいきます。
これからも皆様の活動へのご参加をお待ちしております。
國學院大學院友会神奈川県支部主催 公開講演会『御陰年と伊勢参詣』が開催されました
2014年9月7日
6月22日、鶴岡八幡宮の直会殿において、槐の会が後援する上記公開講演会が開催されました。
國學院大學教授の中西正幸先生を招聘し、約1300年前から20年に1度繰返され、昨年に第62回が執り行なわれた伊勢神宮「式年遷宮」の起源や意義について分かり易くご説明いただきました。
また古来より遷宮翌年が国民挙って参詣する「御蔭年(おかげどし)」と呼ばれ、平成26年が当に「御蔭年」であり、日本の伝統を象徴する遷宮について、また日本文化について理解を深める機会ともなりました。
◆ 講 師 中西正幸(なかにし まさゆき)先生 國學院大學教授
経 歴 昭和19年 三重県に生まれる
昭和49年 國學院大學大学院神道学専攻博士課程修了。伊勢神宮に奉仕。
平成4年より母校の教壇に立ち、神道祭祀を講じて、現在に至る。
現在、國學院大學神道文化学部教授 博士(神道学)
専門分野 神宮学・神道祭祀学
所属学会 神道宗教学会・儀礼文化学会
主要著書 『神宮式年遷宮の歴史と祭儀』(平成元年/神道文化会)
『伊勢の宮人』(平成10年/国書刊行会)
『神宮祭祀の研究』(平成20年/国書刊行会)
◆ 主 催 一般財団法人 國學院大學院友会 / 國學院大學院友会神奈川県支部
◆ 後 援 神奈川県教育委員会・鎌倉市教育委員会・神奈川新聞社・産経新聞社 横浜総局・槐の会